世の中には様々な不動産があります。商業ビル、駐車場、住宅、山林や田畑、これ等は全て不動産です。
　貴方はご自分がお住みになるためのマイホームをお考えだとします。マンションでも場所や価格帯がいろいろですし戸建でも建売から自由設計によるデザイン住宅までいろいろあります。

　その中で貴方はご自分のご予算と折り合いをつけた不動産を探す事になりますがどうやってお探しになりますか？　駅前の不動産屋さんの情報、新聞のチラシやインターネットなどから「ああ・・いいなあ・・」と思われるのがスタートかもしれません。貴方はそれらの情報で気軽にマイホームを購入されますか？そういう方もいらっしゃるかもしれませんが大半の方は違うと思います。
　不動産をお買いになる時には何よりもご自分の目で周囲の環境、物件、契約内容をよく確認する事が大切です。同時にローンや金利についても勉強されると思います。私の友人でもいくら払っても金利ばかりで元金が減らないと嘆いている人が居ます。これ等は夫々後悔しない為の重要事項ですから信用の置ける専門家の意見を参考にしっかり勉強したうえで、いざ決断と言う方向が良いと思います。

　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　少しくどくなってしまいましたが一般的には住まいと言う箱物に意識が集中してしまい、インテリアに対する勉強が後回しになってしまうケースがよくあり、後悔に繋がってしまったという話を聞く事があるからです。
　気になることがあれば、ご自分の目で確認し、早い時点からプロである専門家や経験豊富な専門業者に相談する事で段階的な進行をお考えになることをお勧めします。

　マイホームが欲しいなあ・・と思いついてから実際に購入されるまでに勉強や調査にかかる時間を惜しむべきではありません。
　何故なら、其処は我が家と言う一国一城であり一世一代のお買い物だからです、終わりの棲家の価値があるかどうか熟慮を重ねて吟味される事が当然の事です。
　一世一代のお買い物は居住空間という箱だけではないと思います。インテリアについても同じです。建物と言う箱の中身も、貴方の城に相応しいものを・・と思われるならば、貴方はインテリアも間に合わせのお安いだけのものになさらないと思います。それ相応の対象になるインテリアについても不動産同様に勉強する事で後悔を防ぐ事が出来ると思います。

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ウィンドウコーディネーター
上原誠

カーテンプラージュ 代表取締役社長
昭和30年、株式会社セルコン（旧近藤忠商事株式会社）入社。「インテリア先進国に学べ」と諸外国へ赴く。昭和64年、某大手百貨店の外商部向けに「お誂え専門」の会社、カーテンプラージュを設立。半世紀以上もインテリアの変遷を見てきた（自称）生き証人。
カーテン プラージュ http://curtain-plage.co.jp/