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 設立当初から「環境」を企業理念とするセキスイハイム。まだ日本も世界も環境に対する意識が今よりも低かった約10年前から、太陽光発電システム搭載住宅(ソーラー住宅)を販売している。
  「当時は今のようなエコブームではなく、世の中の環境に対する意識も低かったように思います。また、家自体の建築だけでも費用がかかるのに、さらに太陽光発電システムの費用をかけるお客さまは少なかったのが現実でした」と同社企画部 企画課 和智正典氏。しかし近年、ソーラー住宅の注目度は大幅に増している。

 そのきっかけとなったのが、昨今におけるエコブームに加えて、国や各自治体からの補助金。「今年4月からは補助金を出す自治体が大幅に増えたため、お客さまからのお問い合わせも急増しています」(和智氏)
  例えば大田区に住まいを建てる場合、東京都から10万円/1kw、大田区から10万円/1kwの補助金が出る。国からの7万円/1kwと足すと、同社平均の4.2kwの太陽光発電システムを搭載する場合、113.4万円の補助金を受け取ることができる計算となる。
(※各自治体により申し込み期限や上限等、詳細が異なるので問い合わせを)

フラット屋根を生かした屋上庭園と太陽光発電システム。自然のエネルギーと限られた土地を、無駄なく効率よく活用している。

リユース(再資源利用)、リデュース(減らす)、リサイクル(再利用)の3Rで環境貢献に努める同社。
「地球に優しく快適に60年以上安心して住み続けることのできる住まいの提供」を基本理念としている。


建築前に光熱費を予測できる「光熱費シミュレーション」。これまでのデータの蓄積結果を反映することにより、誤差の少ないシミュレーションを実現している。

 ソーラー住宅は、地球環境に優しいだけでなく、将来かかる光熱費のランニングコストを大幅に削減できるのも魅力だ。同社の高気密・高断熱な基本性能と、4kw以上の太陽光発電システム、オール電化の機能を搭載すれば、売電や節電により、年間を通した計算で光熱費ゼロも実現。光熱費のランニングコストを削減できることを考えると、建築当初にかかるイニシャルコストを早い段階で回収することができそうだ。

 同社では、「光熱費シミュレーション」で一邸一邸における毎月かかるであろう費用を計算。この「光熱費シミュレーション」は、太陽光発電を搭載した住宅の、これまでの膨大な顧客データを基にしているため、高い精度を誇る。
 「売電によって毎月かかる住宅ローンをどのくらい軽減できるか計算できるので、お客さまに安心感を持っていただくことができます」と和智氏。将来設計もしやすそうだ。入居後は、個別にライフスタイルに合った省エネアドバイスを受けられる「光熱費コンサルティング」も実施しているという。

  また、建築前からリフォーム・建て替えまで、住まいの生涯にかかる費用「ライフサイクルコスト」をいかに低減するかを考え、提案している同社。メンテナンスコストの大半を占める外壁材や屋根材に、ほとんど手間や費用のかからない高耐久性の部材を使用し、ライフサイクルコストを大幅に低減する努力もしているという。地球環境だけでなく、家計にも優しいのがうれしい。

 同社の太陽光発電力は、平均約4.2kwと日本の平均3.4kw(新エネルギー財団 平成19年度調べ)より大容量。「弊社の特徴的なフラットな屋根形状を生かし、屋根面積を最大限に活用。発電効率のいい角度に調整することにより、大容量のエネルギーを創り出すことを実現しました」(和智氏)。
  特に都市の狭小地では太陽光を集めにくいため、フラット屋根は評価を得ているという。屋上庭園とも併用できるため無駄がないうえ、屋上緑化によりさらに地球温暖化の緩和に貢献できそうだ。

 現在、同社は「おひさまアースエイド」と称し、「家計」と「地球」のための環境応援キャンペーンを実施中。太陽光発電の費用を7万円/1kwを同社が負担する(2009年8月31日まで)ほか、1邸あたり1t分のカーボンオフセット(1000邸限定)などを行っている。
 このほか環境への取り組みの一環として、展示場を再利用する「リユースハイム」を実施。鉄骨構造体・外壁・開口部・内装下地を工場でリフレッシュし、抽選で再築費用のみで顧客に提供している。地球の限りある資源を無駄なく有効活用し、地球環境に貢献する同社。これからも「環境」をキーワードに、地球と家計に優しい住まいを創り出してくれることだろう。


おひさまハイム オフィシャルサイト http://ohisama816.com/


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2009年06月10日更新

太陽光発電で地球に優しく「おひさまハイム」セキスイハイム

 設立当初から「環境」を企業理念とするセキスイハイム。まだ日本も世界も環境に対する意識が今よりも低かった約10年前から、太陽光発電システム搭載住宅(ソーラー住宅)を販売している。
  「当時は今のようなエコブームではなく、世の中の環境に対する意識も低かったように思います。また、家自体の建築だけでも費用がかかるのに、さらに太陽光発電システムの費用をかけるお客さまは少なかったのが現実でした」と同社企画部 企画課 和智正典氏。しかし近年、ソーラー住宅の注目度は大幅に増している。

 そのきっかけとなったのが、昨今におけるエコブームに加えて、国や各自治体からの補助金。「今年4月からは補助金を出す自治体が大幅に増えたため、お客さまからのお問い合わせも急増しています」(和智氏)
  例えば大田区に住まいを建てる場合、東京都から10万円/1kw、大田区から10万円/1kwの補助金が出る。国からの7万円/1kwと足すと、同社平均の4.2kwの太陽光発電システムを搭載する場合、113.4万円の補助金を受け取ることができる計算となる。
(※各自治体により申し込み期限や上限等、詳細が異なるので問い合わせを)

フラット屋根を生かした屋上庭園と太陽光発電システム。自然のエネルギーと限られた土地を、無駄なく効率よく活用している。

リユース(再資源利用)、リデュース(減らす)、リサイクル(再利用)の3Rで環境貢献に努める同社。
「地球に優しく快適に60年以上安心して住み続けることのできる住まいの提供」を基本理念としている。


建築前に光熱費を予測できる「光熱費シミュレーション」。これまでのデータの蓄積結果を反映することにより、誤差の少ないシミュレーションを実現している。

 ソーラー住宅は、地球環境に優しいだけでなく、将来かかる光熱費のランニングコストを大幅に削減できるのも魅力だ。同社の高気密・高断熱な基本性能と、4kw以上の太陽光発電システム、オール電化の機能を搭載すれば、売電や節電により、年間を通した計算で光熱費ゼロも実現。光熱費のランニングコストを削減できることを考えると、建築当初にかかるイニシャルコストを早い段階で回収することができそうだ。

 同社では、「光熱費シミュレーション」で一邸一邸における毎月かかるであろう費用を計算。この「光熱費シミュレーション」は、太陽光発電を搭載した住宅の、これまでの膨大な顧客データを基にしているため、高い精度を誇る。
 「売電によって毎月かかる住宅ローンをどのくらい軽減できるか計算できるので、お客さまに安心感を持っていただくことができます」と和智氏。将来設計もしやすそうだ。入居後は、個別にライフスタイルに合った省エネアドバイスを受けられる「光熱費コンサルティング」も実施しているという。

  また、建築前からリフォーム・建て替えまで、住まいの生涯にかかる費用「ライフサイクルコスト」をいかに低減するかを考え、提案している同社。メンテナンスコストの大半を占める外壁材や屋根材に、ほとんど手間や費用のかからない高耐久性の部材を使用し、ライフサイクルコストを大幅に低減する努力もしているという。地球環境だけでなく、家計にも優しいのがうれしい。

 同社の太陽光発電力は、平均約4.2kwと日本の平均3.4kw(新エネルギー財団 平成19年度調べ)より大容量。「弊社の特徴的なフラットな屋根形状を生かし、屋根面積を最大限に活用。発電効率のいい角度に調整することにより、大容量のエネルギーを創り出すことを実現しました」(和智氏)。
  特に都市の狭小地では太陽光を集めにくいため、フラット屋根は評価を得ているという。屋上庭園とも併用できるため無駄がないうえ、屋上緑化によりさらに地球温暖化の緩和に貢献できそうだ。

 現在、同社は「おひさまアースエイド」と称し、「家計」と「地球」のための環境応援キャンペーンを実施中。太陽光発電の費用を7万円/1kwを同社が負担する(2009年8月31日まで)ほか、1邸あたり1t分のカーボンオフセット(1000邸限定)などを行っている。
 このほか環境への取り組みの一環として、展示場を再利用する「リユースハイム」を実施。鉄骨構造体・外壁・開口部・内装下地を工場でリフレッシュし、抽選で再築費用のみで顧客に提供している。地球の限りある資源を無駄なく有効活用し、地球環境に貢献する同社。これからも「環境」をキーワードに、地球と家計に優しい住まいを創り出してくれることだろう。


おひさまハイム オフィシャルサイト http://ohisama816.com/


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