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住宅ライターの家づくり奮闘記

子どもがベッドで本を読むようになったので、ベッドのフレームにクリップ式のライトを取り付けました。

下の子のベッドの頭のほうをカバーするように取り付けた遮光カーテン。まあまあ役に立っているようです。

2015年12月02日更新

子どもの成長に合わせて照明計画も修正を

最近はすっかり日が短くなりました。午後4時を過ぎると、夕闇が急速に広がっていきます。洗濯物を急いで取り込み、カーテンを閉めて。そんなことをしていると、「もう冬になっていくんだなあ」と実感しますね。

わが家の2人の小学生たちは、下校するとおやつを食べてピアノの練習をやって、塾やスイミングスクールに行ったり、また2階の子ども室で宿題をやったりしているわけですが、以前、1階の食卓で勉強していた頃と違って、手元を照らす明かりが必要になってきました。

そこで、それぞれの机にデスクライトを用意。またベッドで本を読むようになったので、ベッドフレームに取り付けられるよう、クリップ式の照明器具も買ってきました。私の仕事部屋では、机の真上にダウンライトが配置されているので、デスクライトはあまり必要性がないのですが、子ども室は融通が利くようにあまり決め込まずに計画しているため、今の子どもたちの机の配置だとどうしても手元に暗がりができてしまうのです。

ともあれ、照明の補強によって夜も机で勉強できるようになったのですが、今度は兄のほうが就寝時間が遅くなってきたため、妹が寝ているベッドがまぶしい、という事態に。

ちょっと考えて、天井にカーテンを付けることにしました。天井板にビスを打って、ワイヤーを張り、遮光機能のあるビニールカーテンを通す、というものです。以前もこのコラムで書いた、食品庫のカーテン(2014年11月19日更新)の応用です。

まあ見た目はアレですが、とりあえず照明のカットという機能は果たしているのでヨシということで。そのうち、娘の就寝時間も遅くなっていくでしょうから、いずれ必要なくなるはずですし。いやあ、時の流れはほんとに早いものです。



住宅ライター 渡辺圭彦

渡辺圭彦プロフィール
1970年生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業後、扶桑社「新しい住まいの設計」編集部に勤務。その後、(株)ハウジングエージェンシーを経て、編集・制作会社へ。2004年よりフリーに。著書に「家づくりのホント~欠陥住宅にハマらない心得」(週刊住宅新聞社)など。2009年2月に自邸が竣工。
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