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住宅ライターの家づくり奮闘記

昨年の冬に枯れたと思っていたリュウキュウアサガオが復活。急速にネットを伝って葉を茂らせています。植物って生き物なんですね。

2階のベランダの様子。何度も塗り直した塗料も剥げてきており、雨風に表面が削られて木目が浮き出てくる状態に。ところどころ割れも発生しており、新しく造り替える必要を感じています。

2015年08月26日更新

酷暑を乗り越えたらメンテナンスの秋へ

7月末から8月上旬にかけての猛烈な暑さも、台風の到来とともにようやく一段落したような気配。夜にクーラーをかけずに寝られるようになると、心底ほっとします。

それとともに家の中をあらためて見回す心のゆとりも生まれるようになりました。先月、新しく購入した下の子用のベッドは想定通りに活用されており、子ども室に子ども2人が寝て、寝室に大人2人が寝るという、ごく当たり前のスタイルがようやく実現できました。

今、気になっているのは、2階のベランダと土間回りの柵です。いずれも杉で造作してあるので、早い段階での補修、造り替えが想定されていました。私としても年に1回は塗り替えをして少しでも寿命を延ばしたかったのですが、割れなどが目立つようになってきてしまい、そろそろ観念する必要がありそうです。今度はレッドシダーなどでもう少し耐候性のあるものにしたほうがいいかな。

ベランダを支えている持ち出しの桁や、土間の軒の梁なども雨染みやカビが表面についてきたので、このあたりもついでにきれいにしてもらおう。

あとは、今年冬を迎える前に、温水洗浄機付き便座への交換を予定しています。そのほか、湯温がときどき不安定になる給湯器や、効きが悪くなってきた電子レンジ、また寝室のエアコンもおそらく10年以上になるので来年は交換することになりそう。

築5年ともなると、いろいろな設備機器もケアが必要になってきます。適切なタイミングで適切に手をかけることで、日々の快適さは守られるのだなあと実感します。



住宅ライター 渡辺圭彦

渡辺圭彦プロフィール
1970年生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業後、扶桑社「新しい住まいの設計」編集部に勤務。その後、(株)ハウジングエージェンシーを経て、編集・制作会社へ。2004年よりフリーに。著書に「家づくりのホント~欠陥住宅にハマらない心得」(週刊住宅新聞社)など。2009年2月に自邸が竣工。
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