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住宅ライターの家づくり奮闘記

2階の寝室のエアコンを掃除してみました。ビニールで養生したうえでクリーニングスプレーを吹き付けるだけですが、イスに乗って上を向く姿勢はなかなかしんどいです。

2階の子ども室には、築5年にしてようやくエアコンを設置。新築時、あらかじめ設置を想定してエアコン用のコンセントをつけておいてもらってよかったです。

2015年06月23日更新

夏に備えてエアコンの購入と洗浄

聞くところによると、今年の夏は全地球規模で暑いのだとか。本当かどうかはよくわかりませんが、とにかく夏、暑いことは間違いありません。評論家の渡部昇一氏は「知的生活のためにエアコンは必須である」という旨を記しましたが、毎年のように猛暑に見舞われる状況では、自宅のエアコンには思う存分、機能を発揮していただきたいところです。

そこで、梅雨の間に果たしておきたいミッションが、「2階の子ども室にエアコンを設置すること」と、「エアコンの清掃」の2点。新築時、コストカットのためにエアコンはリビングと寝室と仕事部屋のみとし、夏は寝室に家族4人が集まって寝ていました。

でも、長男は小6、長女も小2となり、寝室も手狭に。そろそろ子ども室で寝るように準備しておかなくてはなりません。子ども室のエアコン設置は、そんな変化に対応するという意味合いもあります。

また、今年はエアコンのフィルターを洗うだけでなく、カバーを外し、冷却フィンと送風ファンのクリーニングを行うことにしました。冷却フィンには専用のスプレーを吹き付けて汚れを落とします。汚水は室外機の排水ダクトから外へ。

また、送風口の奥にあるファンにも、やはりファン洗浄用のクリーニングスプレーを吹き付け、泡で汚れを浮き上がらせたあと、流し落とし用のスプレーをファンにかけていきます。こちらは前面の送風口から汚水が出て来るので、ビニールで本体をカバーして、床に置いたバケツで汚水を受け止めます。

ネットで検索したら、ビニールのゴミ袋で養生する方法も出てきましたが、今回はエアコンクリーニング用のビニールカバーを見つけたので買って使ってみました。室内に汚水が漏れることなく作業ができてよかったです。

新品のエアコンは既存製品と比べて省エネ効率が格段にいいですし、既存のエアコンも清掃によって性能を十分に発揮してくれるはず。「これでヨシ!」。猛暑に頼るためのエアコンのケアを果たすことができて、気持ちがかなり楽になりました。

*なお、エアコンの自力での洗浄には賛否両論あるようです。実施する場合には十分に情報収集を行いましょう。



住宅ライター 渡辺圭彦

渡辺圭彦プロフィール
1970年生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業後、扶桑社「新しい住まいの設計」編集部に勤務。その後、(株)ハウジングエージェンシーを経て、編集・制作会社へ。2004年よりフリーに。著書に「家づくりのホント~欠陥住宅にハマらない心得」(週刊住宅新聞社)など。2009年2月に自邸が竣工。
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