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住宅ライターの家づくり奮闘記

2階と階段との間には、こんな感じでシャワーカーテンを取り付けてみました。物は試し、ということで、ぱっとしないようなら外します。こういうトライが何の気兼ねもなくできるのも、マイホームのいいところ。暖気は上に登るので冬の暖房時のほうが有効かもしれません。

アサガオとゴーヤも秋を迎え、まだまだ元気です。土間を覆った遮光ネットの上を縦横無尽に生え盛って花を咲かせ、実を育てています。

2011年09月14日更新

夏の終わりに一歩前進。さあ後半戦だ!

 前回は、「子ども室の整備」と「冷房の効率化」というわが家における2つの課題について触れました。現在、その課題への取り組みはじょじょに進行しています。

 まず、2階の階段の降り口には幕を取り付けることに成功! IKEA船橋で、いいサイズのシャワーカーテンを見つけたのです。壁にクギを打ち付けて、ヒモをぐるっと巡らせてカーテンを吊しました。これでちょっとは冷気を逃がさずにすむかな、と。まだクーラーを使う機会はありそうですから、夏の終わりになんとか間に合った感じです。

 IKEAでベッドや本棚などを眺めながら、子ども室のほうもなんとなくイメージがまとまってきました。2階にある子ども室は、傾斜している天井の低いほうでも240cmあります。その高さを生かして、ベッド部分が高い位置にあるロフトベッドを入れてみようかな、と。その下にデスクを入れてもいいし、クロゼットを置いてもいいし、床面積が有効に使えそうです。

 目下の検討点は、そのサイズ。IKEAで見たロフトベッドは幅が140cmもありました。そのくらいあったほうが全体として安定感があるんだろうな、というのはわかりますが、それなりに圧迫感があり、窓からの採光や照明などもけっこう遮りそうです。別のショップでもう少し幅のコンパクトなものも見てから、また検討するつもりです。

 下の子の分については、まだ3歳ということもあり、ひとりで寝るのはもう少し先になるので、そのときに考えようかな、と。今はとりあえず、ひとつの寝室に布団を並べて寝ているのですが、朝になるとお互いに布団を入れ替わっていたり。どんだけ寝相が悪いんだって話ですが、なんとなくそんな状況も悪くないなという気もしています。

 まだまだ日差しは突き刺すような強さを保っていますが、風にはほんのりと秋の感触が漂ってきました。季節はまた移り変わりの気配を感じさせています。私たちも含め、じょじょに時間を重ねて、少しずつ変化を遂げていきます。そして秋、冬へと1年の後半戦へ。夏でも秋でもない季節は、そんなことを肌身で知る機会であるのかもしれません。




住宅ライター 渡辺圭彦

渡辺圭彦プロフィール
1970年生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業後、扶桑社「新しい住まいの設計」編集部に勤務。その後、(株)ハウジングエージェンシーを経て、編集・制作会社へ。2004年よりフリーに。著書に「家づくりのホント~欠陥住宅にハマらない心得」(週刊住宅新聞社)など。2009年2月に自邸が竣工。
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