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「三角の家の田中です」

2010年02月17日更新

光のアート

こんにちは。
家の時間の田中です。

 今年は暖冬予想にも関わらず雪が降ったりしていますが、年明け頃からは日に日に陽射しが強くなってきているのを実感します。この時期は、わたしの誕生月の5月と同じくらい、大好きな季節。空気が澄んで光は眩しく、世界中がキラキラしてみえます。

 三角の家は3階建てワンルームの家です。住宅密集地にあるため、基本的に横方向に閉じてプライバシーを確保しつつ屋上に上がる棟屋から光を室内に落としています。

 棟屋と、部屋のあちこちにあるスリットのような窓から入った光は、吹き抜けと空中廊下、スケルトン階段、床の小さな切込みなどさまざまな経路をたどって、石灰クリームの内壁に柔かくバウンド。

 束なったり広がったり、濃くなったり薄くなったり。光が壁に描く繊細な模様は、開口部から差し込む高さや角度によって毎回異なります。まさに、季節がつくる光のアートです。

 特に1階の壁となると、どこからどう落ちた光なのか判別するのも難しいくらい、複雑な模様に。2階以上の直線的な光や、窓から壁をなめるようにのびる光とは大分印象が異なります。今回はそんな光景をいくつか撮ってみました。

 春が来たら壁に飾るアートを買おう、と思っていますが、これらの場所は何も飾らないでおくことにします。

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