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那須とログハウスの風景

ハンドカットログハウスの宿「素楽」soraの記事は特集の2ページほどでコンパクトに掲載されています。

リビングダイニングで撮影する「夢丸」カメラマンさんのじゃまにならないように逆撮影。

2011年02月02日更新

「田舎暮らしの始め方」

先日、ログハウスマガジン「夢の丸太小屋に暮らす」(3月号)にハンドカットログハウスの宿「素楽」soraが掲載された。
今回、発行元である株式会社 地球丸さんからお話しをいただき、取材を受けたのは昨年の12月中旬のことだ。
もちろん、取材を受けるなんて以前に自由課題「ペンションのお仕事」とかなんとかで地元の小学生の取材を受けたことがあるくらいで生まれて初めての体験だし、ましてや「夢の丸太小屋に暮らす」通称「夢丸」はログハウスに興味のある方なら知らない人はいないと言っていいほどの名の知られた雑誌。
そんな有名雑誌に「素楽」soraを掲載していただけるなんて光栄である。

そんなわけで、二つ返事で快諾したものの、「夢丸」には顔写真が結構大きく載ると聞いた私は、早速美容室に行き、1週間前から無駄と知りつつもダイエットも試みた。
取材当日はどうか晴れてくれという雨女である私の切なる願いは、やはりむなしく打ち砕かれ、当日は朝から那須連山に低い雲の垂れ込めるどんよりとした空模様、昼前からは雨が降り出し、午後には雨が雪になった。
結局、「素楽」soraからの抜群の眺望は、何も見えなかった。

現在発売中の「夢の丸太小屋に暮らす」3月号の特集は「田舎で暮らす」。
取材班の方々が「田舎で暮らす」私達にまず求めてこられたのは、畑の野菜を収穫しているところと家の前の牧草地で愛犬のインディーと楽しそうに遊んでいるところを撮影したいんですけど、やってもらえますかって、、、
季節は12月、外の気温は1℃、よりによってみぞれが舞っている中で?
うちの野菜は全部取っちゃって終わりだし、急遽お向かいの牧場さんに頼んで、収穫しそびれた大根を畑から掘らせていただくことになった。
私達に遊んでもらえたインディーは、冬枯れの牧草地でびしょびしょになりながら予期せぬ楽しい出来事と来客に大はしゃぎだったけど。
雑誌をご覧になっていただければお分かりだと思うが、大根を収穫したり、インディーと遊ぶ私は満面の笑顔で載っている。
しかし、外の気温の低さに加えこの時期には考えられない薄着だったため、笑った頬がそのまま引きつって凍るかと思ったくらい寒かったのである。
そんな訳で私達の外での撮影は早々に終わった。
室内の撮影ではさっき収穫したばかりの大根をキッチンで料理するところも載せていただいた。

また、ペンションをやろうと思った理由、ログハウスにした理由、那須にした理由、サラリーマン時代との違い、移住の苦労話などなどオーナーの体験談が纏められ綴られている。

そんな悪天候の日の撮影・取材ではあったが、あたたかな雰囲気が読者に伝わればと取材班の方々がおっしゃって下さったのがなによりうれしかった。

貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

『素楽』sora おかみ 堀田はるみ

堀田はるみプロフィール
東京都出身。日本ハウズィング(株)に10年勤務後、大和ライフネクスト(株)(旧(株)コスモスライフ)に5年勤務。在職中に宅地建物取引主任者、管理業務主任者資格取得。2003年宿の開業とともに栃木県那須町に移住。現在は那須の大自然を楽しみながら夫と犬と暮らす。
ハンドカットログハウスの宿「素楽」sora:http://www.ayado.com/

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