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2015年05月27日更新

阿蘇の恵み⑤ 阿蘇周辺の行きたい場所と食のスポット

今年の夏の旅行は既に決まりましたでしょうか?まだの方は是非、阿蘇周辺へ行ってみてはいかがでしょうか?
5回目を向かえる阿蘇の恵みですが、阿蘇周辺のおすすめのスポットをご紹介いたしますので、旅行計画の参考などにしていただければ幸いです。

鍋ケ滝
熊本県小国町にある鍋ケ滝は、JRやお茶飲料のCM等でもロケ地として採用され、阿蘇地方でも人気の観光スポットとなっています。交通の面も問題ありませんし、駐車場からの道のりも多少の高低差もあるものの遠くないので幅広い年齢の方におすすめです。
森林の中を歩いていくと、開けたところにカーテンのような滝が現れます。
特徴はなんといっても滝を裏側から見る「裏見の滝」ができることです。
落差は10m程度で、幅は20mを超えるかと思います。日光の華厳の滝のように迫力はありませんが、白糸のような繊細美とバックステージを感じる醍醐味は五感を発達させるでしょう!もちろん、マイナスイオンはたっぷりですから、新鮮な空気とともに、気持ちもリラックス出来ます。そして、目や耳で感じた自然が消えないうちに美味しい食べ物もご一緒にいかがでしょうか?鍋ヶ滝から車で30分程度の杖立温泉の杖立プリンや小国の飲むヨーグルトが特におすすめです。そして、川沿いの温泉宿にゆっくり宿泊して、阿蘇の山の幸もぜひ堪能してください。

大分県湯布院の水分峠から阿蘇の一宮町を結ぶ県道11号が、九州随一で日本でも有数のワインディングロード『やまなみハイウェイ』です。森林の中を走る前半から、くじゅう連山を望む長者原(飯田高原)、そして阿蘇外輪山を駆け降りる道路は、ドライブ好きの心を掻き立てる景色が次々と流れます。
総距離50kmの道路のうち、一番の快走部分は長者原(飯田高原)付近でしょうか。正面に、くじゅう(硫黄山)の噴火口をみながらの直線道路は雄大です。車の少ない時間帯がおすすめです。
そして、くじゅうを過ぎ、牧戸峠を越えると、阿蘇に向かって緑のじゅうたんを敷きつめた丘の合間をかいくぐって走り、外輪山を下るところにある城山展望台から、阿蘇の全景が目の前に広がります。そしてミルクロードを西へ走れば、一番の展望地「大観峰」に到着です。
このドライブルートでは、やまなみ牧場で温泉と牧場のソフトクリームがおすすめです。

高千穂は宮崎県に属します。特に高千穂峡は、CMなどの登場でも有名な観光地で、神話伝説の地としても知られています。
『天岩戸神社』は、日本神話(古事記・日本書紀)の中に書かれている天照大御神様がお隠れになられた天岩戸と呼ばれる洞窟を御神体として御祀りしていて、天岩戸神話の舞台となった場所です。
『真名井の滝』は、太古の昔に阿蘇山の火山活動によって噴出した溶岩が冷え固まり浸食された断崖がそそり立つ渓谷で、高いところで100m、平均80mの断崖が東西に約7キロに渡って続き、昭和9年には五ヶ瀬川峡谷として国の名勝・天然記念物に、昭和40年には祖母傾国定公園の一部に指定されています。
標高513mの『国見ケ丘』は、雲海の名所として有名です。雲海の見頃は秋の早朝で、快晴無風の冷え込んだ日に見られます。霧が高千穂盆地や、その周辺をとりまく山々を覆い隠し、まるで墨絵のような世界を演出します。
高千穂周辺にはこのようなパワースポットがたくさんあります。
この周辺ではふる里茶房 石の蔵(ふるさとさぼう いしのくら)で販売されている、ボリュームのある「高千穂ハンバーガー」がお勧めです。
通潤橋
嘉永7年(1854年)、水不足に悩む白糸台地に水を送るため、矢部の惣庄屋布田保之助が全力を傾けて造った日本最大の水路橋です。ある新聞社のアンケートでも、「歩いて渡れる 絶景の橋」で第2位となりました。種山石工の技術を結集したこの橋は、高さ約20m、橋上の幅6.3m、アーチの水路28.18mで、中央には飲用と潅漑用の3本の水道が通っています。水道は一方の高い所に取水口を設け、平坦な橋を通り、その勢いで対岸の高い所に水を吹き上げる逆サイフォンの原理を応用、一昼夜で15,000㎥の水を送り、100haの水田を潤す力を備えています。水圧や地震に充分耐え得るような鞘石垣や鎖石の工法を用いた高度な技術力と、均整のとれた美しさが高く評価され、昭和35年には国の重要文化財に指定されました。放水する時間や時期は決まっていますので、事前に調べていくことをおすすめします。(5・6月は農繁期で放水は中止しています。次回は7月25日を予定しているようです。)
そして、この周辺でのオススメのお食事スポットは菅里山レストランです。月替わりの地元の食材を使ったお弁当はたくさんの旬を感じられるでしょう。

「豊菜JIKAN」では、そんな阿蘇の恵みをより多くの方々に感じていただけるよう阿蘇で採れた作物を中心に、野菜ソムリエがセレクトしたお野菜を多数取り扱っています。食は、体の内側から健康に直結する大切な要素です。ぜひ一度、阿蘇地域の恵みをご体感いただければと思います。



株式会社ジカン 代表 小森谷 正

小森谷 正プロフィール
食品取扱いを営む実家に生まれ、小さい頃から食に興味を持って育つ。大学時代はファッション研究サークルで主将を務め、卒業後は大手不動産グループで住宅企画に携わった。これまでの経験から衣食住の相談サービスを手掛けるライフスタイルコンサルティング会社株式会社 ジカン(又はJIKAN)を立ち上げた。まずは「食」に関する通販サイト「豊菜JIKAN」をスタート。

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