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BOOK REVIEW一覧

  1. 2008年09月24日更新

    イームズ・ハウス/チャールズ&レイ・イームズ

    イームズ・ハウス/チャールズ&レイ・イームズ

    岸和郎 著
    東京書籍
    2,520円(税込)

    ミッドセンチュリーの名作チェアで知られるイームズの自邸を、豊富な撮りおろし写真と共に日本の建築家が解説した本。当時既に高名を馳せていたイームズがあえてカタログで流通している既製品の部材のみを用いた家は、広大な敷地の中「なぜこの場所に!?」という奇妙な位置に建てられている。当時の建築史的背景や建物の外観内観を手がかりとして、謎解きのように建築意図を探る筆者をナビゲーターに、名作といわれる住宅の真髄をじっくり味わってみてはいかが?

  2. 2008年09月17日更新

    長く暮らすためのマンションの選び方・育て方

    長く暮らすためのマンションの選び方・育て方

    日本建築学会編
    彰国社
    1,890円(税込)

    新築マンションを購入する前に「なぜマンションなのか」「自分にはどんなタイプのマンションが合っているのか」を考えることができれば、情報に振り回されることもなくより満足度の高い物件が選べるのでは?この本は、市民を対象とした社会貢献活動を行っている日本建築学会が、活動の一環としてマンション購入の基礎知識をまとめたもの。マンションを選ぶことから入居後の管理、修繕に至るまで、有識者の解説が体系立ててわかりやすく網羅されており、客観的な判断材料の指針にすることができる。

  3. 2008年09月10日更新

    住まい手がホンネですすめる最高の建築家25人

    住まい手がホンネですすめる最高の建築家25人

    エクスナレッジ
    1,365円(税込)

    「世界でただひとつの自分らしい家を建てたい」。そんな思いを貫き、建築家マッチングサービスを利用して家を建てた25人の人々がこだわりの家づくりを紹介。ここに登場するのはほとんどが普通のサラリーマン。限られた予算や敷地条件の中での取捨選択方法、建築家とのつきあい方、時には自らの人生観を見詰めながらの家づくりの過程が建て主の視点で率直に綴られている。

  4. 2008年09月03日更新

    高木英敏の美しい住まいのあかり

    高木英敏の美しい住まいのあかり

    高木英敏 著
    日経BP社
    3,150円(税込)

     「どこ照らしとんねん(怒)」。迫力満点のオビだが中身はわかりやすく実践的な住宅照明の指南書。著者は全国各地で年間100回以上のセミナーをこなす、カリスマ照明デザイナー。昨今の貧弱な住宅照明設計に関西弁で突っ込みつつ、なぜそれがダメなのか、どうすればより効果的になるのかをイラストと写真をたっぷり使って教えてくれる。建築家・手塚由比氏と膝を交えた対談も必読。

  5. 2008年08月27日更新

    世界のカントリー―Country Interiors

    世界のカントリー―Country Interiors

    エクスナレッジ
    1,995円(税込)

     ヨーロッパを中心とした各国の素敵なカントリーの事例を厳選して紹介したインテリアの本。地域の気候風土に適応し、自然に敬意を払った、ナチュラルでスローな心地よい暮らしぶりのほか、代々受け継がれて来た生活の中で不可欠となった機能的な生活雑貨や道具の数々、インテリアのアイデアやディスプレイのアレンジ法などを、美しい写真とともに解説している。

  6. 2008年08月20日更新

    「縁側」の思想

    「縁側」の思想

    ジェフリー・ムーサス 著
    祥伝社
    1,680円(税込)

     近年、伝統的な日本のライフスタイルに対する関心が高まっている。米MITで建築を学び、当時最先端を行っていた現代日本建築にあこがれて来日した著者が、築80年になる1軒の京町家と出会い、日本人が本来持っていた、土や木、紙などの自然の素材の生かし方や部屋の中に季節や自然を取り入れて暮らす方法を、町家リフォームの過程や著者の最新の作品とともに紹介する。

  7. 2008年08月13日更新

    北京論 10の都市文化案内

    北京論 10の都市文化案内

    松原弘展 著
    リミックスポイント
    1,800円(税込)

     オリンピックで今や世界的に有名になった「鳥の巣」。北京は経済成長と共にこのような現代建築が急ピッチで建設され、街の姿は急速に変化を遂げている。本書は北京を拠点に活動する日本人建築家による都市論的ガイドブック。観光地ではない「街」の過去と現在、未来をさまざまな視点で切り取られ、読み物としても楽しい。写真家・淺川敏氏による、街と人々の息づかいが聞こえそうな臨場感溢れる写真も魅力。

  8. 2008年08月09日更新

    Casa BRUTUS ベスト・デザイン事典

    Casa BRUTUS ベスト・デザイン事典

    マガジンハウス 刊
    933円(税別)

    生活とデザインの距離をぐっと近くし、今なお大勢のファンを持つCasa BRUTUSが創刊10周年を記念して企画した、椅子からテーブル、家電、照明まで、暮らしにまつわるあらゆるデザインの集大成本。世界のカリスマ・デザイン誌編集長が選んだベスト・デザイン・ランキングも素敵だが、「今すぐほしいベストデザイン100」など、ボーナスシーズンの買い物カタログとしても重宝しそう。

  9. 2008年08月06日更新

    イラストでわかるエクステリアデザインのポイント

    イラストでわかるエクステリアデザインのポイント

    猪狩達夫 編
    彰国社
    3,150円(税込)

     本書は、主に住宅のエクステリアの設計・デザインにおいて、基本的かつ重要なポイントを、豊富なイラストを用いて具体的に説明している。エクステリアを各ゾーンに分類し、参考となる寸法や、ゾーン計画、デザインのテクニックなどをまとめており、初心者から実務経験者まで参考にできる内容となっている。

  10. 2008年07月24日更新

    MAISONS COTE SUD

    MAISONS COTE SUD

    日本洋書販売
    2,100円(税込)

     地中海のエスプリたっぷり、ナチュラルかつ洗練された南欧の建築・インテリアを紹介するフランスの隔月刊誌。写真やデザインが美しく、眺めているだけで上質なリゾートの心地よい風が吹いてくるよう。シックにまとめられた邸宅・ホテルのこだわり抜いたしつらえも参考になる。定期購読も可能。

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